仕事の合間に一息「息抜き」の大切さ
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2025/05/16
小さな会社の給与計算、どうする？～契約社員を雇ったら、アウトソーシングのタイミングかも～
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2025/04/17
ブログ
皆さん、こんにちは。
私は東京都品川区で社会保険労務士をしています三浦真由美と申します。
このブログは、日々の社労士業務の中で気が付いたこと、大切なことをお伝えしたく継続しています。
興味を持って読んでいただく皆様の経営に役立つとうれしく思います。
さて、今回はみなさん苦手な給与計算についてです。
「従業員が1～2人だから、自分で給与計算している」
そんな小さな会社の経営者の方、多いのではないでしょうか。
特に、アルバイトや扶養内で働くパートさんだけのうちは、エクセルや手書きで対応しても、それほど問題は起きにくいかもしれません。
しかし残念ながら、契約社員や週30時間以上働くスタッフを雇用すると、話は変わってきます。
このブログでは、避けては通れない給与計算 その現実に迫りつつ、経営者のコストにもフォーカスを当てて考えてみたいと思います。
手作業の限界はすぐそこに
給与計算は、ただ「時給×労働時間」を計算するだけではなく、以下のような処理が毎月必要になります。
・健康保険・厚生年金の控除額の計算
・雇用保険料の計算 残業代の割増計算
・労災保険の対象確認
・賃金台帳や給与明細の整備
・年末調整の準備
など…
これらを正しく処理するには、法令や手続きへの理解が欠かせません。
ミスがあると、後から「未納」「過納」「是正勧告」なんてことにもなりかねません。
ソフトを導入すれば安心？それは半分正解、半分不正解
最近では、「○○ソフトを導入しますので大丈夫です」という経営者が多くいらっしゃいます。
わからなくもありません。
給与計算ソフトのホームページを見ると、楽々・カンタン が目につきますし、
市販のクラウド型ソフトは便利で、ある程度自動化されていて効率的。
私も導入には、基本的に賛成です。
しかし、最初の設定を間違えると、毎月ずっと間違った金額で処理されてしまうというリスクがあります。
たとえば──
・社会保険の加入条件を見落としている
・雇用保険の料率を前年度のまま使っている
・所定労働時間の設定が間違っている
・残業の計算方法が不適切
など
特に、契約社員や正社員を雇ったタイミングでは、雇用形態によって社会保険や労働保険の取り扱いが異なるため、ソフトだけでは正確に判断できません。
「ソフトが自動でやってくれるから安心」と思い込んでしまうのは危険。
本当にそう思います。
小規模だからこそ「アウトソーシング」の選択肢を
「でも、社労士に頼むとお金がかかるし…」
たしかに、外部に委託することはコストがかかります。
しかし、実は目に見えない“自分の時間”や“設定ミスのリスク”というコストの方が高くついていることもあるのです。
とくに、次のようなタイミングでは、アウトソーシングを検討することをおすすめします。
「アウトソーシングを検討したいタイミング」
1.契約社員や正社員を初めて雇ったとき
→ 社会保険や雇用保険の加入手続き、毎月の控除計算が必要になります。
2.スタッフの人数が3名を超えたとき
→ 給与計算ミスが起こる可能性が高くなり、処理の手間も増えます。
3.残業やシフト勤務が複雑化してきたとき
→ 労働時間の集計や割増賃金の管理が複雑に。
4.給与ソフトの設定に不安があるとき
→ 「とりあえず使ってる」では、正しい計算ができない場合があります。
5.法改正や助成金の情報が気になるとき
→ 社労士なら、最新の制度に対応したアドバイスが可能です。
自分でやる？それとも任せる？
決め手は「事業の成長」と「自分の時間」
経営者の時間はとても貴重です。
本業に集中するために、「できること」と「任せるべきこと」を整理してみましょう。
小さな会社でも、給与計算や社会保険手続きの重要性は大企業と変わりません。
自社にとってベストな方法を選ぶことが、結果的にはコスト削減にもつながります。
おわりに
「いつかは社労士に頼みたいけど、どのタイミングで？」
そんな方にとって、契約社員を雇ったときや3人目を迎えたときは、大きな転機かもしれません。
WORK LABO社労士事務所では、はじめての給与計算や社会保険手続きをサポートしています。
「ここから先は任せたい」と思ったら、ぜひお気軽にご相談くださいね。
今回もここまで読んでいただきありがとうございました。
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