中小企業 経営継続のためのスキル ーこれからの倒産理由はヒトー
社会保険労務士の三浦真由美です。
中小企業向け、採用のための情報を随時発信しています。
こういった声をよく聞きます。
・求職者に認知されていないので、応募が少ない
・採用コストが限られているので十分にアピールできない
・競合他社に労働条件が負けているので第一志望にならない
・内定辞退されてしまう
・採用した人材の定着率が悪い
実際、わたしも採用担当者だったときに経験してきたことで、
採用って、なんて難しいんだって。
この中で、みなさんも同じ悩みをかかえている
これが少しでも解消する、そんな記事をお伝えします。最新の採用事情
質問です。
新卒採用でひとり採用するのにかかる費用はいくらでしょうか?
答え
新卒:93.6万円
中途:103.3万円
みなさん1人上手に採用できたら100万円の価値があるし、
逆に1人辞めてしまうと100万円失ってしまいます。
年々、人口減少はみなさんご承知のとおりですが、
労働人口も加速して減っている事実
1990年台から減り始めていて、この10年間で 約600万人 神奈川県の人口まるごと居なくなっています。
それくらいの働く人が減っていくことが、今日本で起きているのです。
確実な未来として、人が減っている
そして、今後も増える要素がないため、時間が経てば経つほど、悪化していく
どうするか
そこで、みなさんどうするか?
足りない労働人口は、約600万人ですが、
考えられることとして、
・さらに女性の活躍→働ける人は働いている
・シニアの活躍→女性同様 もう働いている
・外国人労働者へ期待→円安で日本に来るメリットがなくなりつつある
なので、国としても働く人が足りませんよということを
実は明確に打ち出している証拠に、人材への補助金が数多く出ています。
それぞれの企業でなんとかしてくださいね
っていうのをすでにメッセージとして出しているんです。
そして、もっと深刻なことがもうひとつあります。
何かというと質の低下
働く意識についての調査結果質の低下というと、語弊があるのですが、若い人たちは、仕事よりプライベート重視
つまり、仕事を優先する若者がどんどん減って、生産性に頼ることもできなくなります。
ですから、やる気のある若い人をいかに採用するかは、会社を長く続けようと思えば思うほど、採用はめちゃくちゃ大事になってまいります。
しつこいようですが、
現実いかに人を確保することが大切か をぜひ実感していただきたいと思います。
ここまで、採用の最新状況をお伝えしてきました。
まとめますと、
・人口減少より労働者人口減少の方が早く始まっている
・企業の存続を考えると、採用活動を見直すことが必要
どうしたら中小企業の採用活動が成功するのかについての方法を、今後のブログ記事に載せていくことを予告します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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