はじめての雇用でいちばん大切なのは
書面よりも “話し合い” です
「はじめて人を雇うことになったのですが、何をしたらいいのか全く分からなくて…」
経営者さんから、こんなご相談をいただくことが本当に多いです。
雇用の準備には大きく 2つのステップがあります。
①行政への届出をすること
②労働者との約束事を、書面にして共有すること
このうち、多くの方がつまずくのが ②の書面づくりです。
「雇用契約書を作らないといけないんですよね?」
実は、法律はそう言っていません。
経営者さんの多くが
「雇用契約書を作らなければいけない」 と思い込んでいます。
しかし、法律が求めているのは “労働条件を通知すること” です。
つまり、 労働条件通知書でOK。
サインも必須ではありません。
もちろん、雇用契約書として双方が署名する形でも問題ありません。
私は、どちらでも良いと思っています。
大事なのは 形式ではなく、中身 だからです。
書面よりも大切なのは「話し合いの質」
労働条件通知書には、法律で記載すべき項目が決まっています。
勤務時間
給与
休日
試用期間
契約期間
退職のルール …など、
働くうえで欠かせない情報が網羅されています。
しかし、書面を作ること自体が目的になってしまうと 本当に大切なことが抜け落ちます。
それは
—— 働き始める前に、しっかり話し合い、互いに納得しているかどうか。
「こんなつもりじゃなかった」
「聞いていた条件と違う」
トラブルの多くは、
書面の不備ではなく 認識のズレ から始まります。
書面は“確認のための道具”にすぎません
書面は、話し合った内容を整理し、 お互いの理解をそろえるためのツールです。
だからこそ、 書面を作る前の対話が何より大切 なのです。
・どんな働き方をしてほしいのか
・どこまで任せたいのか
・給与の考え方
・休みの取り方
・会社として大切にしたい価値観
こうしたことを丁寧に話し合い、 その結果を「労働条件通知書」や「雇用契約書」に落とし込む。
これが、はじめての雇用を成功させる一番の近道です。
はじめての雇用は、会社の未来をつくる一歩
書面づくりは確かに大切です。
でも、それ以上に大切なのは 経営者と従業員が同じ方向を向いてスタートできること。
そのための準備を、焦らず、丁寧に進めていきましょう。
WORK LABO社労士事務所では、 はじめての雇用に不安を抱える経営者さんを 実務と気持ちの両面からサポートしています。
「何から始めればいいのか分からない」
そんなときは、どうぞ気軽にご相談ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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