従業員の雇用はリスク?

query_builder 2023/03/25
ブログ
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はじめに  


このブログにおいでいただき、ありがとうございます。  


みなさんの会社には従業員さんいますか?


私は、小さな会社の人事や労務の専門家、社会保険労務士事務所を開業しています。  


社会保険労務士になる前は、名古屋で子供服の企画の仕事を30年ほどしていました。

長年、従業員で雇用されていた身です。  


多くの会社員は、会社経営者を「偉い人」「お金持ち」「高級車に乗ってる」と勝手なイメージを持っていませんか?  


私も同じ、会社員当時の社長って、たまにしか会社に来ない、居ても暇そう(に見えた)。誰かを呼びつけて指示をしている。そんなイメージでした。


社労士になり、経営者の方と話をする機会が増えて反省。  


当時の社長から見て、私は「困った社員」だったのか。 ちがうと思う、ちがうと思いたい。  


困った社員の対応に悩む経営者は少なくありません。

1位がダントツ「能力不足」

その他に

・セクハラ・パワハラを繰り返し職場環境を悪くさせる

・指示に従わず持論を繰り返し、仕事が進まない


経営者の本音は、「もう早く退職して欲しい」なのです。


しかし、日本の法律では簡単にクビには出来ず、解雇するには十分な理由と証拠が必要です。


私も会社員時代、採用に携わっていた際、経験者だからと入社させてしまい、能力不足でその子が退職するまでずっと後悔していました。  


そこで人の悩みを解決するため、働き方を多様化する方法を提案しています。

ヒトの力が必要な業種

社労士のお仕事のひとつ、就業規則の作成依頼のため、経営者と打ち合わせを重ねます。

現在は働き方改革のど真ん中。残業時間の上限規制、有給休暇の取得義務、健康診断は毎年受けさせる、この4月から中小企業にも残業時間が60時間超は5割の時間外割増賃金と、法律の改正が中小企業にも適用されることをご説明します。

経営者からは「そんなの全部やれなんてムリムリ!」と(国の代わりに)叱られます。  


従業員が5名前後の小さな会社・個人事業主さんには、法律の改正に合わせる体力はないのが実感です。  


そこで、「雇用」しなくてもいいことをご提案します。


たとえば、業務委託として力になってもらう。  

しかし、注意が必要で、 「なんちゃって業務委託」のように、実態は上司に当たる方から指示を受けるような働き方をさせてしまうと、後々トラブルに。


あくまで、仕事の依頼をして出来上がった成果物に対して報酬を支払うため、 時間の管理をしたり、他の仕事を手伝ってもらうことはNG。  


令和の時代の働き方を利用して、外部のマンパワーを活用。社員としての役割が必要であれば雇用すればいい、小さな会社ほど、多様な働き方が可能であると思います。  


目的は、経営計画の中で人件費を見直し、この職務は自社雇用この職務は外部でと、計画しやすいように選択肢を増やし、最後は経営者が決定するためにご提案します。  


その上で、社内の人材が活躍するため、評価制度・教育制度の構築ができる余裕を持ち、いい人材が入ってくる会社にする。

活躍する人材は「いい人」

日本人の出生率が年々下がり、人材確保が企業の存続の要であると実感します。  


即戦力が欲しい中小企業の経営者は、「経験者」が採用の第一条件でした。  


今後は「経験者」の積極採用はやめた方がいいですよ。

理由は、

①    経験者として入社させたが、能力不足だった

②    本当に即戦力になる経験者は給料が高い

③    そもそも実力者は独立する


①    経験者として入社させたが、能力不足だった

本人に自覚がないことが多いため本当にやっかい。

あとあと後悔し、無駄な時間と費用がかかります。


②③は、そのまま。    


では、どんな人を採用するのがいいのか?

「いい人」を採用することをおすすめします。 そのために、教育制度をしっかりと構築すること。

その方が近道ですよ。  


「いい人」とは、 国籍、年齢、性別、学歴、経験は問わなくていい。 コミュニケーションが苦手でも構わない。 相手の気持ちを汲むことができ、まわりに悪影響を与えない人。 こんな人に出会ったら、当たり!ですね、即入社してもらいましょう。  


経験がなければ、教育制度で補えばいい。

学歴?必要ですか?

年齢、性別も関係ありません。

もともと備わっている人格を見て採用するのが一番です。  


以上のことから、教育制度が充実している会社にいい人材が集まりますよ。  


ちなみに、以下のことを実施した会社に雇用関係の助成金がもらえます。

・社員に教育させる

・社員に育休を取らせる

・非正規社員を正社員にする

・生産性を上げるための設備を購入する

ぜひ、活用してください。

まとめ

小さな会社の「雇用」形態についてお伝えしました。  


労働力人口が減少している現在、簡単に人は採用できないのが現実です。


そこで弊事務所は、 小さな会社には外国人材の採用をご提案しています。  


私のような社会保険労務士は、毎日中小企業の経営者の方のご苦労を近くで見ております。

本当にヒトに関する悩みは尽きません。  

いい人が来てくれない。

教育してもすぐ辞めてしまう。

能力不足の社員をどうにかしたい。  


令和の変化の激しいこの時代に、毎月社員に給料を払い続けておられる経営者のお役に立ちたいと発信をしております。  



あなたの会社は人材が足りていますか?


外国人材の雇用を検討してはいかがでしょうか 近い将来、外国人材が日本の経済を支える時代になるかもしれませんよ。

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