はじめての雇用 給与計算
みなさん、こんにちは。
社会保険労務士の三浦です。
はじめて人を雇用する時に、経営者さんの不安のひとつに「給与計算」があります。
給与計算は、間違ってはいけないもの。
と皆さん認識されているように、間違うと従業員さんも不安に感じますよね。
今回は、はじめて人を雇用する際の「給与計算」について、お伝えします。
経営者自身でやらない
まず、採用時に雇用条件を決めます。
もちろん、従業員さんにとって給料は一番の重要項目。
基本給は?その決め方は?
固定残業制にするのか?
交通費は?手当はあるのか?
その他にも、昇給はあるのか?賞与は?
私の経験上、経営者さんが決めてからご相談いただくことが多いのですが、事前に聞いてほしかったかなと感じることが多々あります。
たとえば、残業について。
雇用が初めてであるにもかかわらず、固定残業を設定する。
しかし実際は、残業がない場合も出てきます。
その際に、経営者さんは固定残業を外そうとしますが、簡単には外せません。
それは、従業員さんにとっては固定残業代を含んだ金額が毎月の生活を支える金額になっているから。
お給料は、上げるのは簡単ですが、よほどの理由がないと下げると必ず揉めますからね。
正しく行うために
給与計算は正確に、法令遵守でお願いします!
本当は、専門家(社労士や税理士)にお任せすると安心なのですが、 費用がかかりますね。
給与計算ソフト使うべきか。
また何を使ったらいいでしょうか?
とお問い合わせをよくいただきます。
1名からでも給与ソフトを使用するべきと考えます。
理由は、 労務管理は労働契約・就業規則に沿った勤怠と給与計算を正しく行うことが大事だから。
正しくとは、法令遵守しているか否か。
経営者は、経営のプロですが、労務・給与計算のプロではありません。
給与計算のプロに依頼すると、費用が毎月かかりますね。
そこで、勤怠・給与ソフトは、法令に沿ってプログラムされているため、会社のルールを設定し正しく運用すれば、正しく行うことが叶います。
しかも、最近は年末調整・マイナンバーの保管もバッチリですよ。
私のお勧めは、マネーフォワード。
最初の設定が難しい場合の、設定サービスも弊事務所は行っていますよ。
まとめ
給与計算についてお伝えしました。
最初が肝心!
はじめから正しく給与計算の習慣を付ければ、あとあと悩むことはありません。
それでも、いろんなケースが出てくるものです。
毎月正しく給与計算をすることは、従業員さん、お客様、お取引先さんからの信頼も厚くなります。
ちゃんとした会社なんだな。と
従業員さんが、安心して働きやすい環境を経営者が作り、生き生きと働いてもらうことが、なによりですよね。
ぜひ、そのお手伝いをさせてください。きっとお役に立てます。
初めての雇用で、不安に感じている、誰に相談したらいいのかと悩んでいる。
お問い合わせお待ちしております。
ここまで、読んでいただいてありがとうございました。
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