新しいスタートの裏側~新人教育と採用の物語~
皆さん、こんにちは。
私は東京都品川区で社会保険労務士をしています三浦真由美と申します。
このブログは、日々の社労士業務の中で気が付いたこと、大切なことをお伝えしたく継続しています。
興味を持って読んでいただく皆様の経営に役立つとうれしく思います。
さて今回は、4月 桜が咲き誇る季節。
新しいスタートが始まる新入社員たちには常に期待と不安がつきもの。
新しい職場生活への期待とともに、社会人としての第一歩を踏み出します。
しかし、そんな華やかなスタートラインの裏側では、会社は採用戦略の現実に直面しています。
「研修期間中に3割の新人が辞めてしまう」
という話を聞きました。
苦労して採用活動をしてきた会社の思いや、新人教育の現場で起こる葛藤とはどのようなものなのか。
このブログではその現実に迫りつつ、未来に向けた提案を考えてみたいと思います。
人材採用の重要性
新人採用は会社の成長にとって欠かせない要素。
新しい視点をもたらす適切な人材を見つけるためには、会社の価値観や文化に合致し、必要なスキルを持った人を選ぶことが重要です。
残念ながら、小さな会社は必要なスキルを持った人材をなかなか思うように採用できません。
自社の社風に合った人材を採用し、教育するしかありません。
次からは、今の新入社員たちは会社にどんなことを期待しているのか。
そこに、中小企業の採用のポイントがあるように思います。
明確なキャリアと成長の機会
多くの新入社員は、自分が成長できる環境を求めている、そしてスキルを磨いてキャリアを積みたい。
そのための研修や挑戦する機会があるかどうか
が、期待の大きな部分ではないかと思います。
良好な人間関係と職場文化
早期に辞めてしまう原因のトップは人間関係なんですね。
特に初めての職場では、上司や同僚との良好な人間関係が新入社員にとって重要。
フレンドリーで協力的な職場文化が、安心して新しい環境に溶け込むことを期待しています。
仕事の意義とやりがい
若い世代に限らず、自分の仕事が社会や組織にどのように貢献しているか知りたいと考えている。
ただ時間から時間を「働く」だけでなく、やりがいを感じることを期待しています。
公平性と多様性のある環境
評価制度を整備されていない会社は、自分の実績をちゃんと評価してくれているのだろうか?と、特に優秀な人は感じます。
公平な評価をしないと、優秀な人からやめていくのはここです。
まとめ
採用と新人教育は、企業の未来を形作る重要なプロセス。
よく、優秀な人が欲しい とおっしゃいます。
残念ながら本当に優秀な人は、大手の企業にもっていかれるんですよね。
中小企業は、自社の社風を客観的に理解し 今いる社員の中から、活躍しているキャラクターに似た人を採用するのが近道ではないかと思います。
もちろん、入社してからはしっかりと教育研修は必要です。
教える人、上に付く人によって決まるといってもいいと感じますので、人事にも気を使います。
新しいスタートの裏側には、多くの努力と情熱が詰まっています。
会社が新人を迎え入れ、彼らを育てていく過程は、未来への道を切り開く大切な一歩。
WORK LABO社労士事務所では、採用から入社後の教育および評価制度をわかりやすくアドバイスしています。
ぜひみなさんのお話を聞かせてください。
今回もここまで読んでいただきありがとうございました。
記事検索
NEW
-
query_builder 2025/04/17
-
従業員から妊娠の報告を受けたら?~制度・手続きだけじゃない、経営者に求められる本当の対応とは~
query_builder 2025/04/11 -
新しいスタートの裏側~新人教育と採用の物語~
query_builder 2025/04/06 -
ハローワークのメリットとデメリットを徹底解説!求人掲載の新常識
query_builder 2025/03/22 -
春の扉を開けて~新たなステージへ進むあなたへ~
query_builder 2025/03/15