労働保険の年度更新は社労士に任せられる? ~申告よりも大切な「日々の管理」~
皆さん、こんにちは。
私は東京都品川区で社会保険労務士をしています三浦真由美と申します。
このブログは、日々の社労士業務の中で気が付いたこと、大切なことをお伝えしたく継続しています。
興味を持って読んでいただく皆様の経営に役立つとうれしく思います。
今回のテーマは「労働保険の年度更新」
事業主にとって避けては通れない労働保険の年度更新の季節ですね。
毎年6月から7月にかけて行われるこの手続きは、多くの経営者にとって悩ましい業務の一つ。
そこで、社会保険労務士(社労士)に申告業務を依頼する企業も多いと思います。
しかし、
「社労士に任せたから安心!」
と油断してしまうと、予想以上に時間と手間がかかる可能性があります。
その理由は、日々の勤怠管理や給与計算の精度にあって
申告時に
「計算が合わない」
「誤った情報が記載されている」
などの問題が発生すると、社労士から修正の指摘を受け、企業側で確認・調整作業をしなければなりません。
場合によっては、過去の給与データを遡って修正し、再計算するという非常に面倒な作業になることも…。
年度更新に発生する「修正作業」の落とし穴
労働保険の申告は、前年度(前年4/1~今年3/31)の賃金総額をもとに計算されます。
そのため、毎月の給与計算にミスがあると、年度更新時にその誤りが発覚し、修正作業に追われることになるんです。
典型的なミスとして、
勤怠データの不備(未登録の残業や休日出勤)
給与支払額の誤差(社会保険料の控除ミスなど)
一時的な賃金変更の見落とし(昇給・賞与の反映漏れ)
といった問題が挙げられます。
これらのミスが積み重なると、年度更新時に大幅な修正が必要となり、社労士だけでは対処しきれず、企業側での確認作業が必須となります。
「日々の管理」が年度更新をスムーズにする
では、年度更新時に慌てないためにはどうすればよいでしょうか?
それは、日々の勤怠管理と給与計算を正しく行うこと。
具体的なポイント
✅ 勤怠管理システムを導入し、データの漏れを防ぐ
✅ 社労士や給与計算ソフトを活用し、正確な給与処理を徹底する
✅ 毎月の賃金データを確認し、年度更新時に問題がないようチェックする
こうした取り組みを行うことで、申告時のミスを防ぎ、社労士とのスムーズな連携が可能になります。
年度更新を負担にしないためには、日々の管理がカギになるのですよ、みなさん!
まとめ
「労働保険の申告は社労士に任せればいい」
と考えがちですが、日々の給与計算や勤怠管理に誤りがあると、年度更新時に手間が増えてしまいます。
経営者としては、毎月の管理を徹底し、申告時に余計な修正作業を発生させないようにすることが重要。
社労士を頼るのはもちろんOKですが、「日々の管理」を大切にして、余計な時間を取られないよう準備を進めましょう!
また、WORK LABO社労士事務所では「労働保険の年度更新」のサービスをスポットで受け付けております。
ぜひお問い合わせから、気軽にご相談ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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