秋の気配と「心の有給」ー制度はあるのに、なぜ使えない?
皆さん、こんにちは。
私は東京都品川区で社会保険労務士をしています三浦真由美と申します。
このブログは、日々の社労士業務の中で気が付いたこと、大切なことをお伝えしたく継続しています。
興味を持って読んでいただく皆様の経営に役立つとうれしいです。
残暑厳しい中、朝晩の空気が少しずつ澄んできて、秋が待ち遠しくなります。
季節の変わり目、ふと立ち止まりたくなる瞬間が増えます。
忙しい日々の中で、ほんの少しでも「心の休息」を持てたら
─そんな思いから、今回は「制度はあるのに使いにくい」育児休業について、少し掘り下げてみたいと思います。
「使いづらい」以前に、「知らない」「わからない」
労働法や社会保険の制度は、年々整備され、働く人の権利は確実に広がっています。
しかし現場では、
「制度があることすら知らない」
「どう使えばいいのかわからない」
という声が、まだまだ多く聞かれます。
たとえば、従業員から
「妊娠しました」と報告を受けた経営者。
その瞬間、頭に浮かぶのは
「おめでとう」よりも、
「どう対応すればいいのか…」
という不安かもしれません。
出産育児休業に関する知識がなければ、
何を準備すればよいのか、
どんな手続きが必要なのか、
まったく見当がつかないのが現実。
顧問の社労士がいれば、制度の説明から手続きまで、ほとんどお任せできます。
でも、そうでない場合は、経営者自身が調べ、判断し、対応しなければなりません。
その負担は決して小さくはない。
制度は複雑、しかも改正が多い
さらに、制度そのものがとても複雑。
育児休業だけでも、対象者の条件、期間、分割取得、パパ育休、社会保険料の免除、給付金の申請など、覚えるべきことが山ほどあり
しかも、法改正は頻繁に行われます。
今年(2025年)は「育児・介護休業規程」の大きな改定があり、私たち社労士でも理解するのに必死。
制度の内容を正しく把握し、社内規程に反映させ、従業員に説明する──それは専門知識と経験がなければ、なかなか難しい作業。
社労士に頼るという選択肢
だからこそ、専門家である社労士に頼ってほしいと思っています。
制度の説明だけでなく、
実際の手続き、
社内規程の整備、
従業員への案内まで、トータルでサポート。
私の事務所では、育児休業に関連する助成金の提案もセットで行っています。
「制度を使いたいけれど、費用が心配」
という経営者の方にも、安心してご相談いただけるようにしています。
たとえば、育児休業を取得した従業員が復職した場合に受けられる「両立支援助成金」など、条件を満たせば数十万円の支給があるケースもあります。
こうした情報も、知らなければ活用できません。
「心の有給」を届けるために
制度は、ただ存在するだけでは意味がありません。
それを「知って」「使える」ようにすることが、私たち社労士の役割だと思っています。
秋の空気に包まれながら、少し立ち止まって考えてみませんか。
従業員の人生の節目に、制度を通じて「安心」と「心の余裕」を届けること。
それは、会社にとっても大きな価値になるはずです。
もし「何から始めればいいのか分からない」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
一緒に、制度を「使えるもの」に変えていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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